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シングル介護・お任せ介護(介護エッセイ その44) [介護エッセイ]

祝日。いいお天気です。
朝からブログです。というのも。

Yahoo!のニュースで『増え続ける「シングル介護」』という記事が掲載されていました。

シングル介護とは、独身者が、その者の親である高齢者を介護すること」

お? それって、わたしも含まれる?(笑)

私の場合、「介護」といっても、ホームにお任せして、人に助けてもらってばっかりの
「お任せ介護」なので、「シングル介護」というのはおこがましいかも?なのですが、
ここにくるまでには紆余曲折あったなぁと思い出しながら記事を見ていました。

でも、これは言いたい。

「施設にお任せして幸せになるケースもあるよ!いいじゃん、人に頼んでも。」

ということです。え?軽い?(笑)
でも、色々迷ってここまできたけど、間違えてなかったなぁとしみじみ思います。
母も私も今、とても幸せなので。

それはもちろん、ホームで暮らしている母にも、色々と日々の不満はあると思います。
私も母のことで悩むことは日々たくさんありますし。

だけど、母のことを本当に大切にしてくれる職員さんに囲まれて、
ホームで日々の役割を嬉々としてこなしながら暮らす母はとても幸せそうです。
ちゃんと「社会の中で生きているんだな」と感じます。

ホームの職員さんの中心メンバーは私と同世代。
母は「娘がたくさんに増えた」という感じもあるみたいです。
また、母がとても人なつこくて可愛らしいこともあるのでしょうか、
職員さんも母のことをとてもよく看て、本当によくしてくださいます。

こんなエピソードがありました。

昨年のエープリルフールに、ある職員さんが別の職員さんを驚かそう、と企みをしました。
それは「服部さんは娘さんの住む東京のホームへ移ることになった」というウソをつく、
というものでした。

母もノリノリで名演技をしてみせたらしいです(笑)
だまされた職員さんは急なことで驚いて号泣しながらこう仰ったそうです。
「娘さんのところへ行かれるのは幸せなことだけど、服部さんがいなくなったらさみしい」と。

あとになって、だまされた職員さんが「だまされちゃいました」と
お手紙で教えてくださったのですが、母もなかなかやりますよね(笑)

これも、母が自分の力で構築した「人間関係」です。
すごいなあと思います。

人はいくつになっても、どんな状態になっても、
「社会との関わりの中で生きている」ということ、
「人との関わりを構築することができる」ということ、
そうやって本人が獲得した「家族以外の人との関わり」は
その人を生かす原動力になって、喜びである、ということを知りました。

3年前、広島の叔母が亡くなって、広島の拠点が無くなってしまったこともあり、
私自身が楽をしたい気持ちもあって、
東京に連れて来ようと真剣に画策した時期がありました。

母自身がそれを嫌がったことや、母が広島で幸せそうにしているのをみて、
諦めて方向転換しましたが、今はこれでいいかなと思っています。
「母は広島、私は東京で、どうやって上手にやっていくか」ということです。
また母の状態が変わったら方向転換するかもしれませんが、そこは臨機応変ですね。

まあねぇ。
私自身も、色々な方から言われましたよー。
子供が3人もいるのに、どうして誰も自宅に引き取って親の面倒みないの?」と。

ありがたくアドバイスを頂きながらも、とても悔しかったです。
私のこと、何もしらないくせに、と。
でも、私の事情を深く知っている人ほど、そんなこと、絶対に言いませんでした。
たぶん、そんなもんなんだと思います。

介護は人それぞれ、家族それぞれです。それでいいんだと思います。
嫌なことを言ってくる人ほど、
時間も気持ちもお金も使ってくれない人なんじゃないでしょうか。
そんな人、ほっとけばいいんです(毒舌だねー…笑)

母と私のことを理解して、助けてくださる人たちを大切にして、感謝をして
元気に暮らしていくこと、大事なことはそこかなと。
改めて見失っちゃだめだな、と思います。

親を人に任せることに「罪悪感」を感じる方がいらっしゃるのだとしたら、
こういう人もいるのだ、こういうのもありなのだ、ということを伝えたい。
きっと私の「お任せ介護」をみると、心が軽くなるはずです(笑)
ぜひ、「介護エッセイ」のカテゴリを見てみてね。

長い人生です。
余計な無理はいけません。無理したくなくても、無理しちゃうものなんですから。
母、私、お互いちょっとずつ我慢はありながらも、楽しく暮らすこと、それが何よりです。

終わり。
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